なかむらのとっておきのお店





C県 「Y」


  「美人女将の宿(店)」テレビ欄を見て、実際放送を見ると「嘘つき」
  と言ってしまうのは私だけでしょうか?。
  ここでご紹介するお店(あまり詳しくは書けないのですが、料理屋とだけ)の若女将は、
  多分期待を裏切らないことでしょう。
  この若女将は、数年前に行ったなかむらのコーヒー教室の生徒さんで、昨年、同じ教室
  の生徒さんに連れて行っていただいたお店の方です。
  美人女将かどうかは、皆さんのご判断で・・・。
  料理屋(料亭?)なのでご予算は一寸高め。ランチだと、うな重で\4,000〜\5,000位。

  場所は、東京近郊の C県 N市 N(Nに町は付かない) 1-252(本当の番地です)

                                                   2008.1.23





東京都 「?」


  又々「立ち食い」ネタですが、浅草の酉の市で有名な鷲(おおとり)神社の近くのタジマヤ
  へ仕入に行くときに立ち寄るのがこのお店。そばも出汁も普通なのですが、ココの
  「げそ天」がスゴイ。常連の8割が注文する「げそ天そば」。モンゴウイカのげその
  ブツ切を、かき揚げにしているだけだが、ごま油で揚ったこのてんぷらは、常連さんの
  人気者。みんながオーダーするので、揚げたてが食べられる確率が多いのもウレシイ。
  なかむらは、いつも「げそ天そば」を食べたほかに「げそ天」だけをお土産に分けてもらう
  のだが、忙しい中いつも揚げたてを包んでくれるオヤジさん、ありがとう。

  お腹を空かして探してください。
  キーワードをもう一度。@浅草の鷲(おおとり)神社 Aタジマヤ浅草店の並び

                                                   2007.6.15





東京都 「天×屋糀店」


  神田明神参道の「天×屋」さんに配達に行ったのは、ソメイヨシノの満開のころでした。
  有名な甘酒でも買って帰ろうと売店を物色していると、女将と思しき方が、袋にいっぱい
  詰まった商品を差し出し「これ食べてみてね 美味しかったら今度買ってくださいな」と。
  丁重にお礼を言って店に戻り、袋を開けてみると、中には甘酒、葛餅、納豆、飴などが
  入っていました。この中でも特に「納豆」が・・・。甘酒が有名(もちろん美味しい)な店なの
  ですが、明神様の地下のムロで作られた納豆は、K時計店のご主人(過去にこのコーナー
  に登場)に聞いていて知っていたのですが、食べたのは初めてでした。子供のころ、母親 
  に、「今日のお弁当は何がいい」と尋ねられると、「納豆の二段弁当」といっていたぐらいの
  「納豆大好き星人」の小生で、今でも一週間に10回以上食卓に載るほどです。
  水戸の友人が贈ってくれた高級納豆詰め合わせも美味でしたが、これは所謂、庶民の味
  「納豆」でした。普段はスーパーで4パック105円のものしか与えられていない小生にとって
  「至福の納豆」タイムでした。西日本の納豆を食べ物と思っていない地方の方には、この
  「至福」を味わえないなんて勿体無くて、もったいなくて、モッタイナクテ・・・・・かわいそう。
  「納豆大好き星人」の方は、明神様参拝のお帰りにでもお土産にいかがでしょうか。
  確か、大きめの1パックが300円位だったと思います。

  場所、店名は、有名なので書かなくてもすぐわかるはずです。

                                                   2007.4.12





東京都 「?」


  以前、ランチを出していたなかむらに、米を納めていたおかず横丁のT米店のご主人に
  「美味しいうどんがあるんだけど食べる?」と言いながら、古新聞に包まれた極太
  そいつに出会ったのは数年前のことでした。なんでもT米店のお得意先の立食そば店の
  うどんだそうです。「絶対20分以上茹でてネ。」とT米店のオヤジ。「そんなに茹でたら伸び
  ちゃうだろうに」と思いながらも言われたとおりに20分茹でてみる。そもそも「かけうどん」
  「煮込みうどん」の醤油味は一切食しない(カレーうどん・味噌煮込みは例外)なかむらは
  当然のことながら湯で上げのそいつを冷水で締めて、もり(うどん)で食したところ、生涯
  食べた数少ないうどんの中でもピカイチの歯ごたえ。本当に20分茹でたのか山の神
  (こいつが異常なくらいのパスタアルデンテ党)に確認。確かに20分茹でたとのこと。
  「うどんを食してアゴが疲れて痛くなった」の表現がウソではない。
  後日、その話をなかむらの顧客の食いしん坊氏に話したところ、是非とのことで、件の
  米屋に卸先の立ち食いそば店の場所を聞き、早速食いしん坊氏行ってみるが、ただの
  「ゆでうどん」との報告。更に調べてみると、その店はうどんもそばも手打ちなんだけど、
  朝のうちに打って、一日分を全部朝に茹でてしまうそう。あーーーーーもったいない。
  だから朝、早い時間に行かないと美味しいうどん・そばは食べられないとのこと。
  確かに食いしん坊氏が食したのは夕方時分でした。

  少し早起きして出社前にチャレンジとの御仁のために、場所は「JR総武線浅草橋駅
  ガード下の2〜3人も入ると一杯の小さなお店」とだけ・・・。
  但しお店ではうどん玉を小売しているわけではないのでご注意。
  なかむらは一度も訪店したことがないので営業時間・休業日など不明。ゴメンなさい。

                                                   2007.2.13





福島県 「マ○ーリ○○」


  「お母さんの口びる」という意味の店名の喫茶店は福島の山の中にありました。
  海の日の連休に会津へドライブに出かけました。7月15日の土曜日は大渋滞していた
  東北自動車道も、なかむらが出かけた16日は、天気も悪いせいかガラガラに空いており、
  宇都宮まで走ったところで、いつもの悪い癖が出て高速を降りてしまい、鬼怒川温泉から
  会津田島経由の山道で時間がかかるルートを選んでいました。

  新緑の龍王峡や川治、湯西川温泉を抜ける快適なドライブに「してやったり」と思いながら
  ハンドルを握っていると、助手席の山の神の「コーヒー飲みたいネ」の一言でコーヒー屋の
  店主の本能がムクムクと。鬼怒川温泉の駅前の、毎年温泉旅行で仲間と待ち合わせに入
  る土産物屋兼喫茶店のあまり美味しくない(とっても美味しくない)コーヒーでも飲んでおけ
  ばよかったと。しばらく走ること、頭の中はコーヒー・こうひい・珈琲・Coffeeだらけ。
  下郷町の中心部を過ぎたころ、それはいきなり飛び込んできました。「珈琲家」のものすごく
  小さな文字(看板です)。後方確認して思い切り急ブレーキを踏み、店の駐車場へ。
  かわいらしい建物の外観で、中に入ると20人も入るといっぱいの店内。
  若くて美人(なかむらの好み?)のママさん(だと思う)が出迎えてくれました。
  なかむらは去年の秋、このルートを走ったのですが、ぜんぜん気が付かなくて、ママさんに
  最近のオープンですかと聞くと、2000年とのこと。

  さてメニューには、ストレートコーヒーが数種、目に止まったのが「サントスカルモシモサカ」、
  カルモアイスもできるので、なかむらはアイス、カミさんはホットを注文する。一杯ずつ豆を 
  挽くミルの音に、ここまで土産物屋のコーヒーを飲まずに我慢した甲斐があったと。
  コーヒーができるまで、窓に目をやると、大きなガラスの向こうには大自然の山と空が広が
  っていて、こんなお店(ロケーション)で働いてみたいなと思いつつ、東京育ち(北海道生ま
  れ)のなかむらには、ここには住めないなと、複雑な想いでした。

  出てきたカルモは、期待したとおり、山の中で出てくるコーヒー(失礼)とは思えないほど
  美味しいものでした。しかも価格はホット\350、アイス\400。前記の土産物屋兼喫茶店の
  とっても美味しい?コーヒーは\450だったことを付け加えておきます。

  なかむらがお客様にいつも申し上げているように、コーヒーの味は「個人の好み」が大きく
  影響すると思います。ただ、美味しくないコーヒーは誰が飲んでも美味しくない。
  山の中で出遭った小さな喫茶店と、土産物屋のコーヒー、つくづく考えさせられるドライブ
  でした。

  このお店の場所は、
  鬼怒川温泉からR121を北上、会津田島にてR118をさらに北上、下郷町の中心部を
  過ぎたら左側を注意して、珈琲家マ○ーリ○○の小さな看板。
  お店は、不定休(ほとんど無休なのか?)営業はAM 9:30〜PM 7:00(だったと思う)

                                                    2006.8.1





新潟県 「○しんとうふ」


  ゴールデンウィークに、カミさんの実家へ出かけたときに、義兄に「豆腐買いに行く?」と
  言われついて行きました。、車で走ること15分、「たかだか豆腐に田舎の人はのんきだ
  なー」と思いながら着いたのは、山の中の一軒家(一寸オーバーかな)で看板も小さなの
  がひとつ。探していっても通り過ぎてしまうような普通の民家。近所のオバさん?たちが
  割烹着で働いていました。

  「こんなところの豆腐が?」わざわざ買いに行く価値がと思いましたが、その日の夕飯に
  出たそいつは、特に豆腐が好きでもないなかむらを「豆腐が大好きな人」に変身させてし
  まいました。味のことは主観がはいるので、ここでは特筆しませんが、この豆腐は毎日
  冷奴で食べても飽きない、大豆の本来の味がすると思います。

  美味しい豆腐は東京にも沢山あるけれど、有名店のは、まず値段が高い。「○しんとうふ」
  の木綿は、スーパーで売っている豆腐の2〜3倍のボリュームで確か170円くらいだった
  と思う。また、お取り寄せセット3種入り合計8丁で1,600円(他にも数セットある)なので
  うれしくなってしまう。梱包送料別途(これは結構高い)ですが。

  「○しんとうふ」のヒントは○のなかに「え」の字。但し「え」と入れてもヒットしません。
  少しひねって考えてください。「おしん」ではありません。
  「○しんとうふ」のサイトはありません。TEL/FAX注文となります。

  山の中で見つけた、幸せになれる幻の田舎豆腐でした。

                                                   2006.5.10



東京都 「桃○○」


  三匹の家来と鬼退治に行った童話の主人公とよく似た名前のこの店は、青梅市と羽村市
  との市境にあります。なかむらが青梅市の「K珈琲店」を訪れたときに、K氏が「景色のとっ
  ても素晴らしい喫茶店がある」と教えられて、「えっ、景色の素晴らしい喫茶店?」と、半信
  半疑のまま、入り口の扉を開けたのでした。そこに広がっていたのは、床から天井まである
  大きなガラスの向こうに、手前に多摩の流れ、武蔵野の丘陵、向こう側には丹沢連峰?。
  「時が経つのも忘れるような場所」、というのは、こんな場所(お店)のことでしょうか。

  180円、200円が主流の昨今、久々に金630円也のコーヒーを飲んだのですが、決して
  高いとは思いませんでした。このお店では、食事もとれるし、夜は多分アルコールも出すと
  思う。メニューで確認したわけではないのですが・・・。但しNO SMOKING。ハイライトを
  一日40本のなかむらには一寸辛い時間でしたが、それをも忘れさせてくれる、とっても
  大きな、とっても素晴らしい「絵画の額縁」のあるお店でした。

  ここで場所のヒントを。例によって(毎回でスミマセン)お店に断りなしなので。
  @ガソリンスタンドのある二又交差点 A手打ちそばの大きな看板

  四の五のここで書いても、百聞は一見にあらず。
  都心から車で一時間以上、でも、わざわざ出かけていく価値のあるお店と思います。
  ドライブの時にでも、奥多摩の散策の帰りにでも、探してみてください。

                                                   2006.2.13



東京都 「S豆腐店」


  この豆腐店は、実際営業しているのかしていないのかもわかりません。
  屋号もわかりません。「S豆腐店」としたのは、ご主人の名字が「S」さんだから。

  このお店は、数年前まで町の豆腐店として、営業していました。多分なかむらの記憶が
  正しければ、ご主人が病気をなさってから、卸のお得意様に豆腐をお届けだけの営業に
  変わったと思います。

  ここの豆腐は、木綿豆腐だけです。但し、ここのお勧めは、「厚揚げ」です。
  以前は、毎日揚げていたのですが、今は数日に一回揚げるようです。なかむらは、この
  揚げたての日に、ご主人から電話をいただくようにしてあり、本当の揚げたてを買って
  います。ただ、木綿豆腐を押しをして水を切り、粉もまぶさず、高温の油で揚げるだけ
  の「一品」ですが、これがペロッと一丁食べられてしまう。
  なかむらもこれを真似して家で造ってみるのですが、中々美味く出来ない。

  たかが「厚揚げ」、されど「厚揚げ」です。

  場所は、ご主人の許可を取っていないので、東京都台東区台東1丁目にある(多分、
  台東1丁目には豆腐屋は一軒だけ)とだけしか書けません。
  午前中、1〜2時間カーテンが開いている時が営業中?。
  店の前に自転車が2台。このへんでご勘弁を・・・・・。

  ちょっと揚げたてを手に入れるのは厄介ですが、チャレンジなさっては。

                                                   2005.9.15

  お店の前を工事していたので、工事屋さんに聞いたら「豆腐屋は辞める」そうです。
  折角見つけた「厚揚げ」が食べられなくなる。残念・・・。

                                                   2006.2.08





福島県 「○○○○の宿」


  なかむらが、福島県のラーメンの街、K市に、自家焙煎店の開店のお手伝いに行った
  とき、宿としてご用意していただき、泊ったのが「○○○○の宿」です。

  町の中心から、車で10分くらい行ったところにある建物は、数奇屋風合掌造りの平屋で、
  館内はいたるところに漆が施されています。中庭を望むロビーは、決して今風のホテルや
  温泉旅館の豪華さとは違うが、趣があって、初めて訪れた人が感激すること間違いなし。 
  このロビーは、入浴後の時分には、中庭がライトアップされ、社長(後述)や女将さんとの
  楽しいおしゃべりや、ただ「ボッー」と時を過ごすのに最高のスペースです。
  この場所では、飲み物のサービス(どうもおかわりを含めて無料らしい)があるのも、左党に
  は嬉しいひとつ。

  部屋は、そんなに広くないが(なかむらは一人で宿泊したので、もっと広い部屋もあるか 
  も)きれいに手入れされており、親しい友人宅の客間に止めていただくような、アットホーム
  な部屋という感じ。お風呂も、特に凝った造りではないが、ゆっくりと体を休めるには、最高
  でした。

  部屋だしの食事は、懐石膳ですが、地の山菜のてんぷらや、築地から取り寄せたまぐろを
  使ったお造り等、伊豆や箱根で泊ったら4〜5万円の高級旅館の料理に、匹敵するもの
  でした。大食漢のなかむらは、少量ずつ出てくる懐石コースは物足りなくて苦手なのですが
  品数が多いのと、内容のすばらしさに、最後のおそばやデザートが出てくるころには、もう
  満腹でした。なかむらは連泊したのですが、調理場のお心遣いで、二晩とも、酒が飲めない
  小生にも関わらず、感激の夕食でした。

  ここの社長さんは、なかむらがお手伝いした自家焙煎店店主のご親戚の方で、コーヒーに
  もかなり知識をお持ちで、ロビーでのコーヒー談義に、仲居さんが夕食に呼びにこられても
  中々話が終わらず、空腹の身には堪えました。もし仲居さんが呼びにこなかったら・・・。

  そんな楽しい社長さんは、「漆」がご本業で、館内には立派(なかむらは漆はよくわからない
  のですが一膳3万円の漆の箸をお土産にと見せられたときには困った)な家具や飾り物が
  置かれているのですが、それが嫌味には感じさせないのが、この宿の造りなのだろうか。

  ゆっくりと時間を過ごすにはうってつけの宿ですが、小さなお子さんのいるファミリーには
  (お子さんには退屈で)不向きかもしれません。宿泊料金は、安くはないらしいです。
  が、あの料理、ドリンクフリー、チェックイン時間フリー、チェックアウト時間フリーでは、
  納得の料金でしょうか。

  帰りの新幹線で思い出す、ホームページもなく、パンフレットも作っていないとおっしゃる
  社長さんの笑顔に、「ご自分の商売に対する深い自信」を感じながらの帰京でした。

  P.S.
  K市内のK自家焙煎珈琲店のエスプレッソソフトクリームは美味しい
  K市うるし美術館の隣にあるラーメン店Aの売店で売っている「はんじょうナス」
  はお土産に最適。

                                                   2005.5.25





静岡県 「ま○×や洋菓子店」


  「ま○×や洋菓子店」は静岡県のうなぎで有名なH市にあります。
  このお店のおすすめは「チーズ▲ッ■ス」です。所謂、チーズケーキです。

  なかむらのお客様が、「マスター、日本一美味しいチーズケーキ食べる?」と 言って、戴
  いたのがコイツでした。長方形のちょうど羊羹ぐらいの大きさと形のソイツは、6カットに
  切られてなかむらの口に運ばれました。口に入れて、最初はそんなに感動はありません
  でしたが、喉を通って、口の中がカラになったときに残る余韻は、今までのなかむらが
  出遭ったチーズケーキには無かったものを感じました。デンマーク産のチーズをクリーム
  チーズを使っているのが「チーズ▲ッ■ス」の「まいうー」の決め手のようです。

  余談ですが、なかむらが考える美味しいコーヒーとは、口に入れた瞬間よりも、「あと味」
  を重視したコーヒーだと思います。口に入れた瞬間は、そのコーヒーの生豆自体の持つ
  個性(酸味や苦味)による好き嫌いや、焙煎による仕上がり(浅煎りや深煎り)が特に強調
  されます。しかし、本当のコーヒーの良し悪しは、喉を通った後の「あと味」が評価されるも
  のだと考えます。良いコーヒーは、どんなに濃く淹れても、「あと味」に雑味、嫌な味などを
  感じません。

  駐車場付郊外型食堂のデカンタで保温されている薄いコーヒーや、一杯ずつ抽出している
  ように見えるが実はタンク式コーヒーマシンから出される低価格ショップのドリップコーヒー
  のように、飲んだ後、何時までも口の中に嫌な酸が残るなど、中々、この「あと味」の良い
  コーヒーにはお目にかかれないのも事実です。
  他のお茶や食品等にも、「口に入れた瞬間は好みが主張」、「あと味で品質が良くわかる」
  この法則は使えるのではないでしょうか。

  そんな「チーズ▲ッ■ス」ですが、やはりお値段は「とてもリーズナブル」と言うわけには
  いかず、しかもネットで取り寄せると、送料も負担しなければならないので、H市を訪れた
  ときにでも、試してみては如何でしょうか。H市内数店の売店の他に、静岡市内の某有名

  百貨店にも出店があるそうです。(関東には未だ進出していない)

                                                    2005.2.
15





東京都 「○○め大福」


  「○○め大福」のお店は有名で、ご存知の方も多いことでしょう。
  「○○め大福」を知る以前、なかむらは、和菓子のお土産は「タイガー印の羊羹」と決めて
  いました。もちろん知名度は抜群、東京土産の定番でしたから。特にお年寄りには喜ばれ
  ていました。

  「○○め大福」がなかむらの近所に支店を出したのは数年前。
  ウィンドゥ越しに眺める和菓子の価格には驚かされました。バブルがはじけた後、210円
  の大福やどら焼き、420円?の水羊羹(1本ではなく1人用)等など・・・・。
  「タイガー印の羊羹」も安くないのですが。

  なかむらが「○○め大福」に初めて出遭ったのは、中学時代の同級生(コイツとは年に数回
  クラス会と称して酒を飲む仲間の一人で、食べること、飲むことにはどん欲であり、旨いも
  のがあれば西へ東へと飛んで行くヤツです)がなかむらへ尋ねてきた際、お土産で頂戴し
  たのが最初でした。

  草もちと白いもち(なんと呼べばいいのか?)の2種類があり、どちらも半殺しのもち(おは
  ぎのように粒々が残っていて)の中に、上品な甘さの粒餡がズッシリ詰まっていて、頬ばると
  甘い物好きのなかむらにとっては、何とも幸せな気持ちにさせてくれる一品です。

  早速、お土産に使わせていただいたところ、先様で、こんな大きな大福は半分でいいと云っ
  いた方が、半分食べた後で「やっぱり全部食べる」と言い直したのには納得できました。
  確かに、他店の大福より大きいのですが、あっさり(あっさりだけではないが、なかむらは
  お店紹介のテレビレポーターのように、見え透いた上手な表現が出来ないのが残念です
  が)としているので、確かに一つだけではなく、二つ、三ついけそうな感じです。

  一般的には、草と白では、草のほうが人気でしょうが、もち本来の食感と香りを楽しめる
  白の方がなかむらは好きです。

  お店の場所は、なかむらにご来店の際、JR秋葉原駅昭和通り口へ出て、正面の横断歩道
  を渡り、昭和通りを上野方面へ歩くと、件の「○○め大福」の看板がすぐ目に入ります。
  根岸(台東区)に本店、他にも数件支店(有名百貨店の一部にも出店)があるので、お近く
  のお店を探してみては・・・。

                                                   2005.1.14





東京都 「ラーメンM」


  Mのラーメンは、「比類なく美味しい」というわけではないが(Mさんゴメン)、いつ食しても
  安心する味である。地元のファンが多いのも事実です。
 
 但し、なかむらがここでご紹介したいのは「東京とんこつ」この一品(逸品)。
  何が「東京とんこつ」と云うと、言葉では皆様にご理解いただけるかどうか。
  簡単に云ってしまえば(簡単に云ってしまっていいのか?)あっさり味のとんこつラーメン。
  なかむらは、Mの数あるメニューの中から5回以上これを注文し続けている。(東京とんこ
  つがMのメニューに載ってまだ数週間です。)他にも、味噌ラーメン、タンタン麺など、人気
  の美味しいラーメンがあるにも拘わらず「東京とんこつ」一筋。

  但し、九州出身の「とんこつ以外はラーメンではない」と豪語なされる御仁には物足りない
  のかもしれない。因みになかむらは北海道出身。小生が幼少のころの北海道は、まだ、
  味噌ラーメンはポピュラーではなく、所謂しょうゆラーメン(今思うと東京風)が定番でした。
  私事、なかむらの家内は、味噌ラーメンやとんこつラーメンは、ほとんど食さないが、Mの
  味噌やとんこつは「好きなラーメン」の部類に入るらしい。女性向けといっては語弊がある
  が、「あっさり系ラーメン」が好きな方には是非お勧めであります。
  とんこつスープ(他のラーメンのスープとは別に仕込むらしい。当然か・・・)は数人前しか
  ご用意できないとのこと。あまり遅い時間に行くとありつけないこともあるかもしれない。

  今回は場所を公開。過去の「とっておきのお店では、このページに場所を公開できなくて
  皆様からお叱りを受けスミマセンです。
  Mはズバリなかむらの隣です。
  隣だからといって、宣伝のために掲載しているわけではありません。なかむらがこのページ
  を読んでいただいた方に、お勧めしたいお店を、勝手に書いているだけですから。残念!

  ここでMのデータを。
  昼は11時半(12〜1時は混雑するから外すのが懸命)から3時、夜は5時半から(6時
  からのこともある)8時頃まで。土曜は夜の営業はなし。日曜祭日お休みです。

  なかむらにご来店の際は、是非お試しを。
  Mにご来店の際は、食後になかむらのコーヒーを。(これはなかむらの宣伝です)
  お口に合わなかった方には、お詫びします。

                                                  2004.12.14

  最近解ったことですが、「東京とんこつ」は不定期メニューで、いつもやっているわけでは
  ないらしい。いつでもやっていて欲しいヨ〜。

                                                  2006.2.08





東京都 「K時計店」


  K時計店のご主人は、なかむらのお客様で、毎週一回、X曜日の午後にコーヒー豆
  を買いにみえて、コーヒーを召し上がりになりながら、色々なお話をなさっていく。
  所謂、どこの町にでもある、小さな時計屋さんの「職人顔」のご主人である。

  ところが、このご主人のスゴイところは、どんな時計でも直してしまう。(本人談)
  ロレックス・オメガ等は勿論、国産・輸入品は問わず、又、100年以上前に作られた、
  古い掛時計から、一万円以下の安価なものまでお断りにならない。

  なかむらも幼少の頃、父親の形見の古い腕時計(あまり高価なものではない)を
  家の近所の時計屋に修理を依頼したところ、店の親父に「買ったほうが安いですよ」
  と言われて悔しい思いをしたことを記憶している。

  買い換えたほうが安いなんて百も承知。時計にはその人の歴史や人生がいっぱい
  詰まっているもの。簡単に捨てられないから修理に出すんじゃないか。

  あまり年代物で、部品の調達の出来ないものは、部品自体を作ってしまうそう。
  但し、修理代が激安というわけではない。
  勿論、暴利を貪る方ではない。適正価格であると思われる。
  又、お一人でコツコツなさっているので、急ぎの仕事をお受けになるかは疑問である。

  ただ、ネットに乗っているわけでも、広告を出しているわけでもないのに、地方から
  クチコミだけで修理依頼がくるらしい。
  珈琲問屋なかむらにとっても羨ましいかぎりである。

  東京出張の際に預けて、次回の出張のときに受け取りにみえる方もいるとか。
  その「次回の出張」が数年後だったお客様もいると、ご主人が苦笑なさっていた。
  そんなことからも、ご主人の、仕事の腕前が「本物」であることが想像できる。

  もし、修理に困っている時計をお持ちの方がいたら、尋ねてみることをお勧めする。
  但し、高齢のご主人で、「目が見えなくなったら、その日に店を閉める」とおっしゃって
  いるので、お早めにどうぞ。

  又、いつもあるわけではないが、年代物や、珍品などが店頭に鎮座していることも
  あるので、マニアの方にもおすすめ。
                                                  2004.2.18





東京都 「F」


  その店はなかむらの近く、千代田区神田和泉町にあります。
  とんかつ「F」は、地元のサラリーマンは誰でも知っていて、ランチタイムは、いつも
  混雑しています。
  
  なかむらの知る限りでは、テレビの取材も、雑誌に載ったこともないはず。
  いわゆる、「B級グルメ」そのもの。
  
  ロースカツ、ヒレカツもさることながら、なかむらのイチオシは「カツカレー」
  実はこの「カツカレー」なかむらの顧客の何人からも支持があり、それで、食べに
  行ったら案の定満席。
  その日は仕方なく諦めて帰ると、件の顧客より、テイクアウト可能と言われ、再度
  チャレンジ。
  
  蓋を開けてまずそのカツの大きさにびっくり。
  一般的に、この価格(特別高くは無く、なかむらの知るカツカレーの価格としては
  安い方)のカツカレーといったら、申し訳程度にカツが載っているのが普通でしょう。
  ところがこいつはトンカツ定食にしても立派に通用しそうなくらいBIG・BIG・BIG
  決して高価な肉ではないと思われるが、オヤジさんの下処理がいいせいか、柔らかく、
  一口ほおばると肉汁までが出てくる。
  カレーは、高級店のそれではないが、家庭的な味が、そのカツと見事にマッチしている。
  
  店内では、味噌汁も付くらしい。他に、喝丼(多分カツ丼)、エビフライ、メンチカツ、
  チキンカツなとなど。
  
  「F」にはことわり無く書いてしまったので、店名、住所、営業時間、価格などここには
  記しませんが、なかむらご来店の際、場所だけはお教えします。

                                                  2003.10.28

  後日、解ったことですが、テイクアウトと店内の平日午後6時以降と土曜日は
  価格がリーズナブルになるらしい(200円OFF?)。
                                                  2003.12.04

  最近「値上げ」されたらしいとの噂がありました。
                                                   2004.5.18





愛知県 「A」


  ここは、喫茶店なのか、何のお店なのか、或いはお店じゃないのか
  悩むなかむらですが、美味しいコーヒーが飲めることには違いないのです。

  愛知県の名鉄○○線××駅より徒歩8分のところにそこはあります。
  外観からは「ここは何?」という感じ。地元の人でも知らないと通り過ぎてしまうことでしょう。
  細い石段のアプローチを進むと、モダンな木の扉が、いきなり立ちはだかっています。
  中へと足を進めると。広いカウンターの奥に、決して美人とは云えないママ(自称ばば)が
  迎えてくれます。
  
  そっと、カウンター席に腰をおろすと、正面バックガラスには庭園の緑が、その季節を
  彩ってくれます。ライトアップされる時間には、日中とは、又、格別の景色が味わえます。
  カウンターが満席でも、一段降りたテーブルのフロアーには、国島征二氏のオブジェが
  楽しめるスペースがあり、又、春秋の陽気がいい日には、中庭のテーブルでのコーヒー
  ブレイクもおすすめです。
  
  さてこの店はコーヒーオンリー。
  10種類近くある、自家焙煎コーヒーのなかから、お好きなものをチョイス。
  お好みがわからない方は、ばばに相談するといいでしょう。
  中でも、ハウスブレンドと、マンデリントバコが、ばばのイチオシ。
  ていねいに、一杯ずつ挽いて、ペーパードリッフで、淹れてくれるコーヒーをひとくち。
  日常を忘れてしまいたくなる。そんな時間が過ぎていきます。
  ここには、時計がないのも、やさしいばばの心遣いのひとつです。
  
  どうしてもコーヒーが苦手、という方には、やまぶどうのジュースとかぼちゃの
  アイスクリームが裏メニュー。 ラ・フランスのシャーベットを追加。これも絶品。 2003夏
  ここの、カップ、グラス、スプーン等全てオリジナル。
  ばばのご機嫌によっては、販売もしてくれるらしい。もちろんコーヒー豆も。

  ここの常連Aさんは、なかむらが一年に一回か二回訪れたときに、いつでも例外なく
  必ず、カウンターの一番奥に座っているのです。
  ばば曰く、「Aさんは、一日六回は来るわよ。あとBさんは、昨日、お弁当持参で8時間半
  いたわよ。」他にも、ノートパソコン持参で、ACアダプターをカウンター裏のコンセント
  に、自分で勝手に差し込んで使う若者や、カウンターの上で、お習字している妙齢の美女。
  こんなヘンテコナ店だから、なかむらは、遭えて、喫茶店とは云えないわけなのです。

  時には、カウンターで、愉快な常連さんとの楽しいおしゃべり
  又時には、テーブルスペースや中庭で、ゆっくりとひとりコーヒータイム
  180円のファーストフードコーヒーもいいけれど、たまにはこんなひと時も。
  そんなここは、なかむらが秘密にしておきたいスペースです。

                                                  2003.5.16
                                    あうら
                                    m-aura@muc.biglobe.ne.jp


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